旅に出た Part 11 道北編

 

yaitaonigiri.hatenablog.com

 

34日目(8月27日)

この日は一気に最北端まで行く予定だった。

 

天気は快晴で、道も素晴らしく、サイコーだった。

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そしてついに最北端到達!
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最北端に行った後には、「白い道」と言われる貝殻が敷き詰められた道に来た。一応写真は撮ったが、写真じゃこの美しさが伝わりきらないと思う。それほどまでに景色は荘厳で、素晴らしかった。もしかしたら今まで見た景色の中で1番好きかもしれない。
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その後、日本最北端にあるマクドナルドに来た。

 

メタルギアソリッドというゲームの中で「生物学的に命を繋ぐのではなく、記憶を、自分の存在を次世代に残したい」と言ったキャラクターがいた。

 

全くもってその通りある。

 

私も私という存在を、残したかった。

 

そのためには、日本最北端のマクドナルドの顧客データの中で唯一無二の顧客になれば良いと思った。つまり、過去にも未来にもこんな注文したやつはいない、となれば良いのである。

 

そこで私は、

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スイートコーン2つ、テイクアウトという際どいラインを攻めた。

 

おそらくこれまでも、これからもこの注文を最北端の店でするやつはいないだろう。

 

ちなみに1つのコーンはこの写真を撮ってくれた人にあげた。

 

 

そして昼ごはんはデノーズというアメリカンスタイルのカフェに行った。

 

そこは、スラッピージョーというバカデカイハンバーガーをチーズで包んだメニューが有名だ。


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(中はこんな感じ)

 

 

個人的にセクスタプルチーズバーガーや、サイゼリヤでハンバーグを重ねるなどしている私にとっては、このような破壊力のある料理は波長があう。

 

https://yaitaonigiri.hatenablog.com/entry/2019/05/09/080446

 

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(こういうことを1人でやって休日を過ごしている)

 

その後、日本最北端の水族館である、ノシャップ寒流水族館に行った。入場料は500円という破格ながら、丁寧で面白い説明が聞けるし、科学館も行けて、南極観測隊の展示やプラネタリウムまで楽しめた。


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(イチャつくカップルの前で、耐えるペンギン)

 

 

その後、天塩町まで走ってあさりラーメンを食べた。

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この日は1日を通して天気が良かったため、最後は夕日が見られた。せっかくなので露天風呂から夕日を見たかったので、夕日が見えると言われる風呂屋さんに行った。

 

風呂に入りながらなので、写真は撮れなかったが、大自然の神秘を感じる美しさであった。一応、絵で再現しておく。

 

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35日目(8月28日)

 

ライダーにオススメされたココカピウというお店に行くことにした。

 

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ここはウニ丼が有名で、特にバフンウニという貴重なウニを食べられると聞いた。

 

いつもは「まあ、いけるっしょ」と思って時間ギリギリに行く私も今回ばかりは開店20分前には着いた。その時点でもう2組待っていた。

 

ここのお店は目の前で取れたバフンウニしか使用しないというポリシーがあるらしく、その日の収穫量によって食べられる量が決まるらしい。前2組ともバウンウニ丼の注文であったので、3番目の私は、ウニが足りないのでもしかしたらウニ丼はできないかもしれないと言われた。

 

そこで、ハーフウニ丼、ハーフカニ丼にすることにした。

 

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本州でヤマザキ薄皮つぶあんぱんを食べて飢えを凌いでいた時の暮らしからは想像もできない贅沢である。最高に美味しかった。明日からはヤマザキ薄皮つぶあんぱんだ。

 

その後、帯広の友達と三度(みたび)合流し、同じライダーハウスに泊まることにした。

 

その日は午後から強い雨が降ってくる予報だったので、なるべく早く目的のライダーハウスに着きたかった。すると、想像以上に早く着いてしまい、時間を持て余してしまった。どういうのも、そのライダーハウスがかなりの田舎にあったため、マジにやることが見つけられなかったのだ。

 

仕方がないので、町立図書館でかいけつゾロリでも読もうとしたらその日だけ書庫整理で休みだった。本当に「〜だけ」シリーズが多い我が人生である。

 

コンビニも徒歩圏内にないような土地なので途方にくれた。そこで、役所の人に助けてくれと泣きつくと、地元の体育館で遊べば?とアドバイスをもらった。この町のスポッチャ的存在である

 

体育館を使用するとお金がかかるが、卓球なら無料でいいよとのことで、卓球をさせてもらうことにした。

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しかし、写真から見てわかる通り、卓球台がなぜか一階の体育館部分に絶対落ちる位置に設置されていた。体育館は使用料がかかるので、ピンポン球を落とす度に、「はいっ!体育館使用料1500円ね!」と言ってくるビジネスだ。汚い。

 

素人同士の卓球なので、当然落ちた。

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2回落としたので3000円払った(嘘です。無料で取りに行けました。ラッキー!)

 

その後は210円の公衆浴場に行った。
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ここでの詳しい話は割愛するが、端的にいうと全部ヤバかった。これ以上は...(ガタッ)..ヒィィ!!!私の口からは言えない....

 

その後、町内唯一の駅の隣にあるカフェでマスのいくら丼を食べた。マスの卵はプチプチとした独特な食感で楽しかった。
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36日目(8月29日)

 

剣淵町という町が絵本で有名ということで、絵本好きな私は友達を誘って剣淵町に行った。

 

道の駅に絵本コーナーが併設されており、様々な絵本を楽しめた。

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また、この道の駅のパン屋は格別であった。
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特に、左上のくるみあんぱんとメロンパンが美味しかった。

 

その後は、絵本センター的なところに行った。
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絵本の図書館のような立ち位置で、全然1日過ごせるようなところであった。

 

 

その後、オオカミが見たかったので、旭山動物園に行った。

 

オオカミは残念ながら寝ていたが、あざといアザラシと涼む犬が見れて満足だった。
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(あざといアザラシ)

 


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(涼む犬)

 

 

その後、旭川ラーメンを堪能するため、ラーメン村なるところに来た。
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ここで私の悪い癖が出てしまう。それは、激辛という文字に弱いということだ。激辛という表示があったらゾウのうんこでも買ってしまう。ここでも、有名っぽい店に行ったが、王道の醤油や味噌をスルーして、数量限定の激辛ラーメンにしてしまった。

 

 

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決して不味くはないのだが、友達の頼んだ普通の醤油ラーメンが激ウマで後悔した。激辛と激ウマは残念ながら両立しないのだ。思えばこれまでも、激辛を食べた時は、うまい!というよりも食べきった!という達成感を楽しんでいただけのように感じる。つまり、辛さを楽しむか、おいしさを楽しむか選ぶ必要があるということだ。

 

次の日は私も友達もそれぞれ札幌で予定があったので、岩見沢で一泊することにした。

 

 

ライダーハウスであった人と一緒にスープカレーを食べに行った。


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ここでは、昼の反省をいかし、激辛を選ばず、普通の辛口にして大満足できた。

 

 

その後はライダーハウスの隣にあった駄菓子屋で大豪遊(410円)した。


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