【中学数学】「ー〇〇円もらう」ってどういうことですか?

【質問者】あきら12歳 

 

数学でわからないところがあります。それは「負の数」という単元です。単元の中に「−〇〇円もらう」という表現がありましたが、まるで意味がわかりません。それだったら普通に「〇〇円払う」と言えば良いのではないでしょうか?わざわざ「−〇〇円もらう」という表現する場面が現実にありますか?もしあれば教えて欲しいです。

 

【ベストアンサー】DachimiN

 

こんにちは。勉強たいへんですね。

「−〇〇円もらう」という場面、実際にありましたので、共有させていただきます。

 

私はオフハウスというリサイクルショップで、でっかいトーテムポールや意味のわからないロボット(目を光らせながらCDを吐き出す)などを見て、一度これが市場に流通してたんだと思いを馳せるのが趣味です。

 

先日いつものように、オフハウスにトーテムポールを眺めにいったのですが、家具コーナーにいくと、イタリアのマフィアが使うような重厚な1人掛けソファが目に止まりました。私はイタリアのマフィアが大好きで、そのような家具をずっと探していました。しかも、通常35,000円のところ、なんと半額の17,500だったのです。これは買うしかないと思いましたが、イタリアのマフィアの座るソファですのでとても大きくて、普通の車には乗りません。もちろん抱えて帰ることもできないので、どうしようかと考えていました。

 

(以下、中国のクソゲーのCMで車を選ぶときの、「星3スパーカー?高すぎる!」のような調子で読んでみてください)

レンタカーで軽トラックを借りる?コストがかかりすぎる!台車に乗せて帰る?遠すぎる!オフハウスの配送サービス?2,000円だし、いつ届くか分からない!

 

せっかくいいものを見つけたのになす術がありませんでした。縁がなかったとあきらめかけたその時、オフハウスの店員がなんのためらいもなくこう言いました。

 

「むかいにあるホームセンターでなんか買えば軽トラック借りれるんじゃないすか?」

 

これは秀逸なアイデアです。

オオカミの皮を着たキメラとでもいいましょうか。倫理的にはダメなことではあるが、ギリギリ罰せられないラインに落とし込む絶妙な技っ•••!少なくともオフハウスの店員が提案していいものではありませんが、最もそれが実現可能性が高そうだったので、早速、その言葉を信じてホームセンターに行きました。

 

来たはいいものの、特に買うものがありませんでした。ホームセンターのトラックレンタルサービスには、『普通車に乗らないものを自宅に運搬する目的に限り、1時間無料でサービス』と書いてありました。しかし、普通車に乗らないもので欲しいものなど全くありませんでした。とりあえず巨大で、そんなに高くないものをチョイスする必要があったので、資材館のでっかい木を買いました。(800円くらい)たった800円だったので本当に貸してくれるか不安でしたが、ホームセンターは快くトラックを貸してくれました。本当にいいお店です。

 

はれてトラックを手にしましたが、意外と時間がタイトでした。ホームセンターに1時間後に帰ってこないといけないが、それまでに...

 

(1)オフハウスに戻る

(2)ソファを買い、積み込む

(3)家に帰る(約15分)

(4)ソファとでっかい木を下ろす

(5)家にある不要なソファを乗せる

(6)オフハウスにもどる(約15分)

(7)家にあった不要なソファをオフハウスで売る

(8)ホームセンターにもどる

 

往復の移動時間が約30分でしたので、それ以外の作業をスピーディーに行わなければなりませんでした。(残り60分)

 

(1)オフハウスに戻る

貸してもらえるのは軽トラックだと思っていましたが、準中型車でした。一応免許は持っていたので大丈夫でしたが、想像以上に大きくビビりながらでっかい木を一本だけ載せながらオフハウスに戻りました。(残り55分)

 

(2)ソファを買い、積み込む

不死鳥のごとくよみがえり、先程接客してくれた店員にトラック借りてきましたと伝えると、こいつ倫理観ないんか?という顔をされました。お前が提案したんだろ!!と思いました。もう失うものがなかったのでプライドを捨てて値切ってみたら13,500円→13,000円にしてもらえました。めちゃいいやつでした。(残り45分)

 

(3)家に帰る

でっかい木とイタリアンマフィアのソファ乗せてホクホクで帰る(残り30分)

 

(4)ソファを下ろす

家に帰って驚愕。ソファが大きすぎて、ドアに入らない..。刻々と迫る返却時間。狭い日本の住宅事情...。焦る気持ちと裏腹に、ドーアがいても入らない。苦肉の策として、ドアを外し、なんとか入れることに成功(残り20分)

 

(5)家にある不要なソファを乗せる

ソファをなんとか入れられたので、もともと家にあった古いソファをそのまま売りに行くことにしました。(残り15分)

 

(6)オフハウスにもどる

古いソファを積み、少し急いで到着。(残り5分)

 

(7)家にあった不要なソファを売る

返却までの残り時間は5分•••!オフハウスからホームセンターまでちょうど5分だったので、ここでは時間を使えない。急いで家から持ってきたソファを下ろし、査定をお願いする。査定をお願いしている間に車を返しに行き、走って帰ってこればベスト!!ちょっと車返してくるので、その間査定しててください!と伝え、駐車場に戻ろうとしました。

 

 

「あ、それはできません」

 

 

店員はニヤリと笑い、査定の間はその場にいていただけないならば買取は致しかねますと明らかに優位な立場から物申してきました。こちらは車の返却期限が迫っている。しかし、ここで買取を諦めると運ぶための車がないまま古いソファが残ってしまう。今の私に残された選択肢はたった1つ。この場で買取を受け入れてもらうだけ。

 

その時、ふと冷たい汗が背中を流れたのを感じました。

 

買取なのでこちらは当然、「〇〇円もらえる」と思っていますよね。そしてその値は基本的には自然数です。しかし、今の私のこの状況、車をすぐに返しに行かなければならない、拒否するとソファを持って帰る手段がない、という場合、私はどんな数字でも受け入れなければなりません。それが例え0円だとしても。そして、もしそれが「−1000円もらう」だったら?つまり、オフハウスの店員が「うーん、このソファの状態だと1000円払っていただかないと受け取れませんね笑笑」と言ったら?買取にいって、お金を「もらう」はずなのに、「−もらう(はらう)」なんて通常では考えられませんが、この場合の私は仮にそんな条件だったとしても受け入れなければならなかったのです...!!そう、これこそが「-〇〇円もらう」という例なのです!!(実際には千円で買ってもらえたので良かったのですガ..(^◇^;))

 

いかがですか?理解できましたか?

 

 

【質問者】あきら12歳 

いや、わかるけど。話ながすぎ

「拒否権がない状況で買取依頼をした場合」とかにまとめれるでしょ?お前の話、「プラス、マイナス」で言えば、「うまく、ないやつ」だ。年だけ重ねて、まるで深みがない。やり直せ。そしたら理科の「プレパラート使い方」の単元、教えてください。