旅に出た Part12 北海道ラスト

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37日目(8月30日)

 

友達と朝マックを食べ、そして、ついに別れた。

 

思えば帯広で1日だけあった彼と、ここまで一緒に行動できたのは、奇妙であり、幸せな事だと思った。出会って別れて、そしてまた出会う。これが旅の醍醐味なんだなぁと相田みつをさんは言っていて欲しい。

 

札幌まではあっという間に着いた。

 

札幌に来た最大の目的は、B'zのライブに行くことであった。

 

B'zといえば昨年30周年という節目を迎えたのだが、その記念すべきビッグライブはアメリカ留学のために行けなかった。その悔しさがあったので、今回のチケットが取れた時は、嬉しすぎたので募金した。

 

京都に住んでいる中学の友達がチケットを発券して北海道まで来てくれる段取りになっていたが、その日の朝「飛行機乗り遅れたッピー」という連絡が入り、私の心はZEROになりそうだった。

 

彼は、就職活動の交通費で残高が渋いにも関わらず、最後の力(預金)を振り絞り、ギリギリ間に合ってくれた。

 

彼の預金残高はちょっとした小学生のそれよりも少なくなっていたが、ライブを楽しもうと笑顔だった。しかし、心は泣いていた。

 

ライブは圧巻で、これまでの旅の苦しさや寂しさが吹き飛ばされたようだった。

 

その後、夜の街を徘徊して朝まで過ごすことで、ホテル代を節約しようとした。

 

今にして思えば、普通に安宿に泊まった方が安かったように思えるが、すしざんまいに行ったり、夜の街をファミマの寿司を食べながら歩いたり、臭い店に行ったりと旧友と他愛ないことをやるのはとても楽しかった。

 

彼は明日からも就職活動があると行って、すぐに帰ってしまった。実質会えたのは24時間も無かったが、私の都合でわざわざ北海道に呼び寄せたにも関わらず、文句も言わず、莫大な負債を背負って会いに来てくれたことが嬉しかった。

 

B'zの熱気と友達の優しさで明日からも頑張ろうと思えた8月の終わりであった。

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38日目(8月31日)

 

友達を見送った後、札幌に住む高校の友達の家に泊まらせてもらうことにした。

 

札幌の街をブラブラした。

 

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(こういうザ・観光客みたいなこともたまにはするのだ)

 

前日は不眠だったため、スマブラをやりながら寝てしまったらしい。

 

 

39日目(9月1日)

 

半日くらい寝て、起きた時はめちゃくちゃスッキリした。やっぱり屋根の下で寝られるのは最高である。

 

この日はライダーにオススメされた北海道のサイコー回転寿司であるトリトンというところに行った。

 

その後、マリオテニスをしながら寝てしまったらしい。

 

40日目(9月2日)

 

結局2泊してしまった。彼も、帰国直後でかつ、研究が忙しそうにも関わらず、急な2泊を許してくれた。また、スマブラをやっていようが寝たい時に寝るというビッグダディスタイルの私をなんやかんや許容してくれた。自分は周りの友達に恵まれているなと改めて思った。

 

彼と別れていよいよ最終目的である小樽に着いた。

 

これで私の長い北海道編は終わりある。

 

土砂降りのテント泊から命からがらついた函館に始まり、ミラー破壊、地獄バイト生活、土砂降り地獄など苦しいこともあった北海道だった。しかし、同時に優しいライダー達との出会いや、大自然の美しさ、走る喜びを知れた旅でもあった。

 

特に自然に関していうならば、ライダーは自然の前では無力であることを改めて知った。車と違いバイクは雨の日には思うように進めない。雨の日はひたすら祈り、晴れることを願うことしかできなかった。時には、雨にやられ、自然を恨むこともあった。今回の北海道旅では、特に曇りと雨の日が多く、このように思うことが多かった。しかし最終日であるこの日は、

 

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嘘みたいな快晴だった。

 

きっと神さまはこれまでの私の頑張りを見ていて、最後くらいは良い天気で送り出そうとしてくれたのだろう。

 

万歳ー!やっぱり自然って最高ー!北海道最高!!

 

 

 

 

 

 

 

...ッポツ

 

 

 

 

は?

 

 

 

 

 

...ポツ....ポツ...ポツポツ

 

 

 

 

ザー!!!

 

 

 

信じられますか?2枚目のイタリアの写真を撮った直後マジで雨が降ってきました。

 

所謂、天気雨というものである。

 

 

バイクに干していたタオルは当然グチョグチョ

 

 

やっぱ自然ってクソですわ。

 

 

 

結局、通り雨のようですぐに止んだが、最初から最後まで雨に悩まされた北海道であった。

 

しかし、闇があるからこそ光が輝くように、雨があるから晴れの日は嬉しいのだ。

 

特に、宗谷岬で見た白い道は雨に悩まされた後だったからこそ、あれほどまでに綺麗に映ったのだろう。

 

 

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(白い道)

 

毎日叙々苑にいてはダメなのだ。すたみな太郎の味を知っているからこそ、叙々苑が輝くのだ。

 

また、北海道に来たい。晴れた北海道を見たい。晴れた北海道の感動をもう1度味わいたい。そのためなら雨も受け入れよう。すたみな太郎も受け入れよう。

 

 

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TO BE CONTINUED....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おたよりコーナー

 

たけるくん 5さい)

こんにちは。突然のご連絡をご容赦ください。私は世田谷区に住む、たけるくん(5)というものです。貴方の記事を読み大変遺憾に思いましので、このような連絡を差し上げました。というのも、私の父は貴方が記事中で嘲笑の対象とした「すたみな太郎」で働き、我々家族を養っているからです。父の仕事は、貴方がおっしゃるように雨の日と同義で最悪なものなのでしょうか。そうだとしたら、それは私の父に対する侮辱であると考えます。確かにすたみな太郎の肉は食べられるゴムであることは、承知しております。私の家族もお祝い事の日はすたみな太郎には行かず、牛角に行きます。しかし、そうだからと言っても、貴方に何の権利があって、私の父の仕事を侮辱することができるのですか?直ちに謝罪と訂正を要求します。

 

(DachimiN 22さい)

僕はすたみな太郎大好きです。ていうか叙々苑なんて行ったことありません。牛角すら行ったことありません。すたみな太郎の味しか知りません。すたみな太郎サイコー。

 

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