前回
東京編
3日目ー11日目はずっと東京にいた。
主にアメリカから来た友達の接待をしなければならなかった。無茶苦茶なスケジュールだったのに嫌な顔を1つ見せないで私とアメリカの友達を泊めさせてくれた東京の友達には感謝しかない。将来絶対報われて欲しい。
また、別の友達は私の旅の予算を鑑みて、私に仕事を与えてくれた。庭の草むしりと彼の研究室の雑用というクソ楽な仕事にも関わらずうまい棒1000本分の給与を与えてくれた。また、これまでケチりまくって薄皮つぶあんぱんを1つずつ大事に食べてた私に、暖かい食事を作ってくれた。マジで感謝。
さらに、3年ぶりくらいに会う叔父さんの家も訪ねた。久しぶりに会ったがフレンドリーに迎えてくれた。また、彼の友達のハウスパーティにも参加させてくれて、周りの人にも暖かく迎えてもらった。あまりにも東京滞在が長すぎるので、日本一周の最北端は葛飾区になるんじゃねーの?と揶揄された。また、帰りがけに宿泊費としてお小遣いもくれた。仕事で忙しいはずなのに、そのようなそぶりを見せず飄々に振る舞う姿は尊敬につきる。
11日目(8月4日)
そして、長い東京居候生活の末、ついに東京を発った。
目指したのは、茨城県はつくば。つくばに高校の友達がいるため、卒業ぶりに彼に会いに行くことにした。それまでに少し時間があったので、鹿島神宮に行った。
鹿島神宮は非常に荘厳な雰囲気でよかった!
1つ気になったのは、無料駐車場の3メートル先に有料駐車場があったことだ。3メートル歩く分の時間を惜しむやつなんてビルゲイツくらいしかいないだろう。
その後つくばに向かい4年ぶりに友人と会った。彼は高校の頃と変わっていないところと変わっているところが良い塩梅になっていて、非常に楽しかった。楽しすぎたのでもう1泊させてくれて泣きながらお願いした。
12日目(8月5日)
というわけでもう一日つくばにとどまった。つくづく先に進まない男である。しかも「つくば」らしいことをしたというよりは、コストコを見てでけーと言った後、ダーツをするという地元でやっていることと同じであった。しかし、こういうことを友達と一緒にやる方が綺麗な滝を見るより素敵だと思うあたり私は旅に向いていないのだろうか。いや、それではいけない。せっかく旅に来たのだから旅でしかできないことをしよう。
そうだ、明日は綺麗な滝を見に行こう。
13日目(8月6日)
というわけで、栃木県にあるおじらじの滝というところに行くことにした。途中聞いたことがあるというだけで日光東照宮に行ったが、駐車場代込みで1500円も取られるとは思っていなかったので、びっくり。これは昨日のダーツ代より高いのに、ダーツの方が楽しかったのでは、、、??いや、そんな無粋なことを思ってはいかん!滝に行くぞ!
そこから長い山道を走りついに滝についた!
綺麗だけど滝ではなかった。
節水に命をかけた結果、何回も手を洗わないといけないタイプのトイレの手洗い場くらいの弱い水がチロチロと流れていただけだった。
やっぱ明日はダーツしようかな。
Part 3