旅に出た Part16 大分県編

52日目(9月14日)

 

高知県の友達の家を早朝に出て、愛媛県のフェリーターミナルを目指した。

 

休憩も殆どないままひたすら愛媛を横断し、フェリーターミナルにたどり着いた。

 

その日のキャンプ予定地の受付時間が結構カッチンだったので、爆走して山奥にあるキャンプ地を目指した。

 

そこで、異様な光景を目撃した。

 

キャンプサイトには溢れんばかりのテントと人がいたのだ。

 

長い旅をしていて忘れていたが、この日は三連休の初日だった。今までの旅で、混みすぎてテントを張る場所がないという経験が無かったので狼狽した。

 

湖の周りの一等地は早乗りしてた陽キャファミリー達に占領されていた。すこし奥まった芝生はというと、オシャレなテントなんか持った陽キャカップルたちに占領されていた。文字通り足の踏み場も無いほど混んでいたので、奥の奥、地面に石が散見される最悪の立地に1人テントを張った。

 

結構遅めに着いてしまったので、ここから夜ご飯を調達するために街に降りると、山奥のキャンプ場に帰ってくるころには夜遅くになってしまい、大変危険だ。

 

仕方がないので、この日は暗いテントの中で持参していたプロテインを水で割って飲むことにした。

 

湖畔からは、陽キャファミリーが肉を焼いてる楽しそうな音が聞こえる。

 

その音を聞きながら、暗闇でプロテインをシェイクした。

 

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シャカ..シャカ...シャカ...

 

聞こえるかい?このリズム

 

これがロックンロールだ。

 

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53日目(9月15日) 

 

空腹で目が覚め、誰よりも早くキャンプ場を出た。

 

この日は湯布院にあるよく当たると言われる占い屋さんに行った。

 

普段占いなどは、あまり信じる方ではないが、あまりにもよく当たるという話を聞いたので、3時間半待って占いをしてもらった。

 

将来、特に職業についてどうするべきか聞いた

 

占い師の人は非常に良い人で、時間も延長して色々話してくれた。

 

しかし、私のリスニング力の無さが仇となり肝心な部分が聞き取れない場面があった。悔しすぎた。もっとリスニングの勉強をしておくべきだった...!

 

占いが終わって、少し悲しみに暮れながら帰ろうとしたらわざわざ駐車場まで来てまた語ってくれた。めちゃくちゃ混んでいるのに時間外サービスまでしてくれるめちゃくちゃ良い人である。

 

 

 

しかし、それもリスニングできなかった。

 

 

 

え、何?今絶対感動する場面だったじゃん。絶対いいこと言ってたじゃん。聞こえなかったーー!!

 

 

多分その人がめちゃくちゃに滑舌が悪いとかではなく、マジのガチに自分のリスニング力が足りなかった。

 

運命は自分で切り開くしかないのかっ...!?!?

 

 

その後、たまたま大分の美術館で大好きな仮面ライダーの展示会があったので駆けつけた。

 

 

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三連休中日だけあって、沢山の子どもで溢れかえっていた。

 

そんな中真剣な眼差しで1つ1つの展示を見て、詠嘆の声を漏らす22歳男性、現在無職。

 

その後、北海道で出会ったおっさんライダーと合流して、この旅はじめての宿に泊まった。宿といっても、一泊5000円の安宿だが、久しぶりに清潔なシーツに包まれたフカフカの布団に潜ると、頰に一筋の光が伝わってしまった。

 

これから将来、大きくなって働き始めると、価値観も変わってしまうかもしれない。今信じているものや大事だと思っているものも消えてしまうかもしれない。しかし、この布団がもたらす絶対的温もりと安心感のような、飾らない素朴な幸せはきっと変わらないだろう。そしてそれが何よりも幸せなのだろう。自分を大きく見せて、あれもこれもと欲深く生きるのではなく、もっとシンプルに生きてみたい。そんな簡単な事実に今さら気がついた。

 

 

野比のび太君は4年生でとっくに気がついていたというのに。

 

 

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54日目(9月16日)

 

バイクは停めて、おっさんライダーが持参した車で別府観光をした。おっさんライダーは私に1円も使わせずに、とことん私が楽しめるようにとあれこれ尽くしてくれた。

 

別府といえば温泉ということで、温泉巡りをした。

 

初めから混浴露天風呂に連れて行ってくれることになった。

 

私はゴミが目についたので、毎日やっているように拾ってゴミ箱にきちんと捨てた。

 

さらに、重そうな荷物をもっているおばあちゃんがいたので、毎日やっているように、助けてあげた。

 

こうしてカルマゲージが上がっていくのを感じ、満を持して混浴露天風呂に行った。

 

 

 

だーーれもいなかったとヨォ。

 

 

 

もう1件ダメ元で行った。

 

 

やっぱり、だーーれもいなかったとヨォ

 

 

 

ちなみにジジィはメチャクチャいた。こういう水辺でじっとハプニングスケベを待つジジィを「ワニ」と呼ぶらしい。絶対こうはなりたくないと思い、ワニ達を横目に見つつ、私は露天風呂に入った。

 

 

 

 

 

40年後......

 

 

 

 

ター君「わーい!お外のお風呂だー!広ーい!」

 

パパ「こらこら、そんなにはしゃいだら迷惑だよ」

 

ター君「てへへ、ごめんなさいパパ。あ、ママも同じお風呂なんだ!おーい!ママ!」

 

ママ「あら、ター君楽しそうね。ウフフ」

 

パパ「ああ、こうして家族みんなで同じ風呂に入れることは幸せだよなぁ。混浴露天風呂の本来の目的とはこういうことだよなぁ...」

 

ママ「あら?本来って他の目的もあるみたいな言い方じゃない...?(ニヤリ)」

 

パパ「ギ、ギクゥ!そ、それは大昔の話で...」

 

ママ「詳しく聞かせてもらおうかしら〜??」

 

パパ「ヒィーご勘弁!!」

 

ター君「ワハハ!パパへんなのー!」

 

ブクブク....

 

パパ「ん?なんだこの気泡は...?」

 

 

ザバァ!!!

 

 

ママ「キイャアアアアアアアアア!!!!!!」

パパ「!?!?!?!?!?」

ター君「うわぁあああああ!!!!」

 

 

ター君「な、な、なに、これぇえ!?!?」

 

ママ「ター君離れて!!!」ザパァ!

 

パパ「こ、これは...水死体...?」

 

ママ「そ、そんな...?殺されてるの...??」

 

パパ「いや、違う...死亡したのは40年前だ..死因は...餓死...??」

 

ママ「え、じ、じゃあ...?」

 

パパ「ああ...間違いない。こいつは女の裸をひたすら待って餓死して死んだ、ワニだ...」

 

ター君「パパ!その人の腕に爪でなんか書いてあるよ!!」

 

 

 

 

 

 

だーーれもいなかったとヨォ

 

 

 

 

 

 

 

DachimiNの現在地は四国??歴代到達地に北海道など多数?(旅に出た Part 15)

 

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DachmiNさんと言えば、爽やかブロガーとして有名ですよね!!!

 

DachimiN さんは日本各地を旅しているイメージがありますが、現在はどこにいるのでしょうか??

 

噂では、関西地方や中国地方などに行った?という声が出てるんです。

 

そこで、本当に関西地方にいるのか、あるいは中国地方か、はたまた四国なのか??について徹底検証していきます!

 

また、DachmiNの彼女についてもご紹介!

新川優愛似の大学の先輩とはどうなったのか、参考にしてみてください。

 

もくじ

  1. 【49日目(9月11日)】はついに京都出発?!?
  2. 【50日目(9月12日)】は四国上陸??
  3. 【51日目(9月13日)】は香川県満喫??
  4. まとめーDachmiNの現在の居場所と彼女

 

1.【49日目(9月11日)】はついに京都出発?!?

 

みなさんは体調崩しちゃうこと、ありますよね??

 

DachmiNさんも前日の10日は旅に出て始めて体調を崩してしまったみたいなんです。

 

果たして無事出発できたのでしょうか??

 

 

インターネットで検索すると、11日には兵庫県淡路島で目撃されたという情報がチラホラ見かけます。

 

しかし、この情報は噂の段階で信憑性にはかけます。

 

なぜ、こうした噂が出るかと言うと、もともと予定していた目的地の山陰地方の天気が悪かったからですね。

 

体調と天候を考慮して1番行けそうだったのが淡路島だったのではないでしょうか。

 

 

淡路島と言えば、タコが有名ですよね??

 

きっとタコの姿焼きとか食べたんじゃないでしょうか?

 

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夜は、キャンプ場を目当てに行ったらオフシーズンで空いてなかったという噂があります!

 

仕方がないので、久しぶりにお忍びキャンプをしたところ、夜にヤンキーが2度襲来するというドキドキエピソードがあったという噂があります!

 

ヤンキーたちは「これ?青春じゃね?」と叫びながらテントのすぐ隣でめちゃくちゃに花火をしていてDachmiNの睡眠を妨げたという噂がありますが、朝見ると花火のゴミが1つも落ちておらず、「意外といいやつだった」と評価してるんですよね。

 

私としても、「いいやつだな〜」というのが個人的な感想です^^

 

 

2.【50日目(9月12日)】は四国上陸??

 

DachmiNさんと言えば、大のタコ好きとして有名ですよね??

 

そんな彼は、インターネットでタコがたこ焼きからはみ出しちゃうというたこ焼きを見つけました!!

 

そのたこ焼き屋さんは進行方向とは逆方向だったらしいのですが、どうしてもそのたこ焼きが食べたいと30分程度逆走してそのたこ焼き屋さんを目指したらしいです。

 

DachimiN さんと言えば、下調べしない芸人として有名ですが、その日もふらっとその店によって、名物たこ焼きというメニューを頼んだそうです。

 

300円と思ったら税抜き価格で腹が立ったという地味なエピソードがありますが、それは置いときましょう^^;

 

でも、ネットで見たあんな大きなタコが入っていて300円(税抜き)は安いな!って思ったそうです!!

 

そしてワクワクしながら開けると...

 

 

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まさかのたこ焼き!(笑)

 

普通のたこ焼きでした!(笑)

 

どうやら、タコがハミ出てるたこ焼きは他のメニューだったそうです^^

 

30分も逆走して普通のたこ焼きを食べるなんてお茶目ですよね〜^^(笑)

 

そのあとは鳴門海峡を越して、徳島、香川と渡ったそうです!

 

香川では、またキャンプ場の場所を見失い、2日連続お忍びキャンプかと不安になりましたが、優しいお姉さんに救われてなんとかなったそうです!

 

しかし、これらのエピソードも噂の域を超えない信憑性のないものばかりでした。

 

全てDachmiNさんの虚言ということもよく聞く話ですからね。

 

もともと口を開けば嘘しか言わない面があるので、なかなか信じてもらえないのかもしれませんね。

 

3.【51日目(9月13日)】は香川県満喫??

 

うどんを知らない日本人はいないんじゃないでしょうか??

 

そして香川県と言えば、もちろんうどんですよね!

 

香川県と書いて、うどん県と呼ぶ人もいるそうです!!

 

そんなうどんで有名な香川県をうどんなしで満喫なんてできるわけないですよね??

 

DachimiN さんも夜に2杯、朝に3杯食べて、お腹いっぱいになったという噂があります!

 

また、そのうちの一件でテレビの取材があり、緊張しすぎて上手く啜れなかったという噂もあります。

 

意外と恥ずかしがり屋なんだな〜というのが、私の感想です^^

 

みなさんはどう思いますか??

 

その後は、高知県の友達の家に泊まらせてもらったそうです。その後の足取りは不明です。愛媛経由で九州に渡ったという噂がありますが、依然として噂の域を出ていません。

 

彼女についての情報も残念ながら見つけることができませんでした。

 

4.まとめーDachmiNの現在の居場所と彼女
 

いかがだったでしょうか??

 

今回は、DachmiNの現在の居場所と彼女についてまとめてみました!現在の居場所は不明、彼女についても信憑性のある噂がないという結果でしたが、今後の動向についても注目していきたいと思います!

 

最後までお読みいただきありがとございました!! 

 

 

 

旅に出た Part 14 京都編

前回

 

 

 

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45日目(9月7日)

 

石川を出てまっすぐ京都に向かった。

京都と言えば、第2のホームタウンといっても過言ではないくらい慣れ親しんだ土地なので、到着した時には実家と同じような安心感を得た。ついに...長い旅が終わったと錯覚さえした。実際はようやく半分くらいなのだが。

 

この日は京都の友達と恒例の低俗鍋をした。

 

 

低俗鍋とは、見栄えや食べ合わせなどを考えず、入れたいものがあったらとにかく入れて煮込む鍋料理だ。ハングリーな僕らは早く食べたいので、包丁での調理は基本的に行わない。

 

ちなみにこれが前回の低俗鍋だ。

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(ちくわが入れたい?切らずに入れればいいよ。蟹も食べたいって?切らずに入れればいいよ。)

 

そして今回は、えのきが食べたかったのでめちゃくちゃに入れた。

 

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シメは、ラーメンが食べたかったのでラーメンを入れた。ついでにうどんも食べたかったのでうどんも入れた。蕎麦が仲間はずれになってしまうので、蕎麦も入れてあげた。
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みんな仲良し低俗鍋。

 

46日目(9月8日)

京都2日目

 

この日はもともと神戸の友達に会いに行く用事があったのだが、彼が用事ですぐに海外に行かなければならないということだったので急遽京都に来て会ってくれることとなった。

 

会うまでの間にこの旅で始めてタイヤ交換をした。

 

タイヤ交換と言えば、なかなか苦労したものの1つだ。というのも、私のバイクの場合、タイヤのサイズがあまりメジャーではないため、基本的にはタイヤを取り寄せる必要があるのだが、取り寄せるためには直接来店して発注して、かつタイヤが届くまで数日待たなければならないのだ。これは全国を旅する身としては、圧倒的タイムロスになるので、できることなら直接来店する前に予め電話などで注文をしておきたい。

 

しかし、店側としても本当に来るか分からない奴のためにリスクのある入荷はしたくないのが本音だろう。電話予約を試みたが、かなりのショップに断られた。

 

そんな中、ライコランド京都店さんだけは私を信じて事前発注してくれた。さらに、後払いでも良いとのことだった。信じてくれたことに涙がほろり。

 

無事タイヤ交換をしてもらい、神戸の友達と会った。

 

短い時間しか会えなかったけど、久しぶりに会えて良かった。めちゃくちゃ忙しい中時間を作ってくれて、しかもわざわざ京都まで来てくれたことが嬉しかった。

 

その後、バイクのチェーンを調整してもらうためにバイク屋さんに行った。

 

店の店長は、気さくで優しくて、それでいて親身に相談に乗ってくれた。特に、店にとっては全然売り上げにならなそうなちっちゃいパーツをすごい真剣に探してくれたことに感動をした。京都店なのでリピーターになる可能性はないことも承知しているはずなのに、そういった打算的なことは考えず、パーツがなくて困ってる目の前の美少年(俺)を助けることを第一優先で考えてくれたことが嬉しかった。

 

今日は色んな人の優しさに触れられた1日だった。

 

 

47日目(9月9日)

京都3日目。

 

友達とダーツをして、焼肉に行って...と名古屋でやっているルーティンを京都でもした。しかし、そんな日常も旅の中では非日常になるのだ。久しぶりにリラックスした時間を過ごせて良かった。

 

 

しかし、いつまでもダラダラ長居はしてられない。明日は鳥取に向けて必ず出発してやる!絶対、何があっても出るぞ!!

 

48日目(9月10日)

京都4日目

 

 

 

体調を崩したので連泊した。

 

 

 次回

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旅に出たPart 13 新潟ー石川編

前回

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41日目(9月3日)

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新潟についた。

 

秋田人・山形人「おいおーい!ワイらスルーされとるがな!(ズコーッ)」

 

新潟では、美容師の友達に髪を切ってもらう予定があったのでそれまで時間を潰す必要があった。まずは朝ごはんが食べたかったので、何か新潟らしいものを食べようと思った

 

秋田人・山形人「新潟といえばお米が有名ですな」

 

そこで、私はすき家に行った

 

秋田人・山形人「なんでやねん!(ズコーッ)」

 

新潟のお米は美味しかった

 

秋田人・山形人「すき家の米なんて全部一緒やろ!」

 

その後、雨が降っていたので喫茶店で5時間雨宿りをした。

 

秋田人・山形人「嫌な客やなー」

 

そして、雨が止んだのでジムに行った。

 

秋田人・山形人「お前、すき家行って、コーヒー飲んでジムって愛知でやっとることと一緒やろー!(ズコーッ)」

 

そして髪を切ってもらうこととなった。

 

髪といえば、私はメキシコで髪を切ったことから歯車が狂い始めてしまった。

 

秋田人・山形人「何をいうとるねん」

 

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メキシコで1番カッコ良くしてくれ!という無茶な要求をした結果、東南アジアのお土産屋のお兄さんみたいな髪型になってしまった。

 

秋田人・山形人「東南アジアのお土産屋のお兄さんに失礼やろ」

 

しかし、自分は意外と気に入っていて、髪が伸びたらルームメイトに頼んで黒髪部分を刈ってこの髪型をキープしようとしていた。

 

秋田人・山形人「すると当然、金髪部分だけ伸びることとなるな」

 

そして帰国して行きつけの美容師さんに行ったら驚愕された。

 

美容師さん「ヒッ...!DachimiN くんっ!これ!後ろっ!坊主だよっ..!」

 

そう、メキシコの髪型をキープしようとした結果、金髪部分だけ長く、後ろと横は坊主というラチェットアンドクランク4のエースハードライトみたいな髪型になっていたのだ!

 

秋田人・山形人「いや、誰やねん!」

 

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(「ラチェットアンドクランク4」よりエースハードライト)

 

この髪型は美容師さんを大変苦労させ、金髪部分を刈ることで何とかまともに見せようよしてくれたが、いかんせん後ろと横が坊主なのでアンバランスになってしまっていた。そこから髪が伸び、京セラドームみたいになっていたので、新潟の友達をも困らせてしまった。

 

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(伸びたら京セラ)

 

しかし技術力でとてもお洒落な髪型にしてくれて涙。

 

秋田人・山形人「ええ話や(涙)」

 

 

42日目(9月4日)

美容師の友達が休みだったので、車でドライブデートをした。

 

写真を撮るのを忘れてしまったが、魚のアメ横と呼ばれる寺泊市場に行った。

 

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(拾い画像)

 

美味しい浜焼きなど重要な写真を撮ることは忘れてしまったが、一瞬でドラゴンボールが揃うスポットを見つけた。願いを叶えたい方は是非、寺泊へ。

 

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その後、上越水族館うみがたりに行った。

 

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世界一スタイリッシュな水族館で、日本海を臨みながらのイルカパフォーマンスはオシャレで楽しかった。
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運転お疲れ様でした!

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43日目(9月5日)

この日に出て行こうとしたら雨が降るという予報だったので、お得意のゴネリ連泊をさせてもらった。

 

しかし、天気は普通に晴れていた。

 

連泊させてくれたお礼に得意の料理を振る舞おうとした。アメリカで鍛えたエビチャーハンだ。

 

https://yaitaonigiri.hatenablog.com/entry/2019/05/06/052849

 

自分で言うのもなんだが、エビチャーハン は普通においしいと思う。しかし、ここで料理素人のダメポイントが発動する!それは、急にチャレンジ精神を溢れさせるということである。

 

普段通りに作れば、普通に美味しくて涙を流させてあげることができたのに、ネットでちょろっと調べた(先に卵かけご飯にしてから炒める)という知識を急に試し始めて、べちゃべちゃのおもちにしてしまった。野球の一本足打法も、何万回も基本のバッティングをした後に形成されたもののはずなのに。

 

 

基本大事。

44日目(9月6日)

 

ついに新潟を離れ、石川を目指した。

 

途中日本海沿いを走るコースは爽快で、まさに青が支配する空間だった。

 

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新潟名物のへぎ蕎麦を食べた。

へぎ蕎麦とは海藻が練りこまれていて、独特な食感が楽しいそばである。

 

 

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ワクワクして食べようとしたところ、カード会社から連絡があり、あなたのカードがアメリカで不正利用されたというニュースが入った。

 

普通に萎えたので蕎麦は無味に感じてしまった。

 

萎えながらも今日の目的地である「千里浜なぎさドライウェイを目指した。

 

 

ここは砂浜を車で走れる珍しい道路だ。

 

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大きな海と綺麗な夕焼けを見たら、カード不正利用なんてちっぽけな悩みだなぁと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、やっぱ結構しんどいでしょ。

 

 

 

夜は金沢に住んでいる先輩とご飯を食べることにした。念願の回らない寿司屋だ!
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回らない寿司屋

 

 

これが寿司屋のワンツーコンボ
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日本海の「はま寿司」、うまかったです。

 

 

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次回

 

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旅に出た Part12 北海道ラスト

前回

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37日目(8月30日)

 

友達と朝マックを食べ、そして、ついに別れた。

 

思えば帯広で1日だけあった彼と、ここまで一緒に行動できたのは、奇妙であり、幸せな事だと思った。出会って別れて、そしてまた出会う。これが旅の醍醐味なんだなぁと相田みつをさんは言っていて欲しい。

 

札幌まではあっという間に着いた。

 

札幌に来た最大の目的は、B'zのライブに行くことであった。

 

B'zといえば昨年30周年という節目を迎えたのだが、その記念すべきビッグライブはアメリカ留学のために行けなかった。その悔しさがあったので、今回のチケットが取れた時は、嬉しすぎたので募金した。

 

京都に住んでいる中学の友達がチケットを発券して北海道まで来てくれる段取りになっていたが、その日の朝「飛行機乗り遅れたッピー」という連絡が入り、私の心はZEROになりそうだった。

 

彼は、就職活動の交通費で残高が渋いにも関わらず、最後の力(預金)を振り絞り、ギリギリ間に合ってくれた。

 

彼の預金残高はちょっとした小学生のそれよりも少なくなっていたが、ライブを楽しもうと笑顔だった。しかし、心は泣いていた。

 

ライブは圧巻で、これまでの旅の苦しさや寂しさが吹き飛ばされたようだった。

 

その後、夜の街を徘徊して朝まで過ごすことで、ホテル代を節約しようとした。

 

今にして思えば、普通に安宿に泊まった方が安かったように思えるが、すしざんまいに行ったり、夜の街をファミマの寿司を食べながら歩いたり、臭い店に行ったりと旧友と他愛ないことをやるのはとても楽しかった。

 

彼は明日からも就職活動があると行って、すぐに帰ってしまった。実質会えたのは24時間も無かったが、私の都合でわざわざ北海道に呼び寄せたにも関わらず、文句も言わず、莫大な負債を背負って会いに来てくれたことが嬉しかった。

 

B'zの熱気と友達の優しさで明日からも頑張ろうと思えた8月の終わりであった。

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38日目(8月31日)

 

友達を見送った後、札幌に住む高校の友達の家に泊まらせてもらうことにした。

 

札幌の街をブラブラした。

 

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(こういうザ・観光客みたいなこともたまにはするのだ)

 

前日は不眠だったため、スマブラをやりながら寝てしまったらしい。

 

 

39日目(9月1日)

 

半日くらい寝て、起きた時はめちゃくちゃスッキリした。やっぱり屋根の下で寝られるのは最高である。

 

この日はライダーにオススメされた北海道のサイコー回転寿司であるトリトンというところに行った。

 

その後、マリオテニスをしながら寝てしまったらしい。

 

40日目(9月2日)

 

結局2泊してしまった。彼も、帰国直後でかつ、研究が忙しそうにも関わらず、急な2泊を許してくれた。また、スマブラをやっていようが寝たい時に寝るというビッグダディスタイルの私をなんやかんや許容してくれた。自分は周りの友達に恵まれているなと改めて思った。

 

彼と別れていよいよ最終目的である小樽に着いた。

 

これで私の長い北海道編は終わりある。

 

土砂降りのテント泊から命からがらついた函館に始まり、ミラー破壊、地獄バイト生活、土砂降り地獄など苦しいこともあった北海道だった。しかし、同時に優しいライダー達との出会いや、大自然の美しさ、走る喜びを知れた旅でもあった。

 

特に自然に関していうならば、ライダーは自然の前では無力であることを改めて知った。車と違いバイクは雨の日には思うように進めない。雨の日はひたすら祈り、晴れることを願うことしかできなかった。時には、雨にやられ、自然を恨むこともあった。今回の北海道旅では、特に曇りと雨の日が多く、このように思うことが多かった。しかし最終日であるこの日は、

 

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嘘みたいな快晴だった。

 

きっと神さまはこれまでの私の頑張りを見ていて、最後くらいは良い天気で送り出そうとしてくれたのだろう。

 

万歳ー!やっぱり自然って最高ー!北海道最高!!

 

 

 

 

 

 

 

...ッポツ

 

 

 

 

は?

 

 

 

 

 

...ポツ....ポツ...ポツポツ

 

 

 

 

ザー!!!

 

 

 

信じられますか?2枚目のイタリアの写真を撮った直後マジで雨が降ってきました。

 

所謂、天気雨というものである。

 

 

バイクに干していたタオルは当然グチョグチョ

 

 

やっぱ自然ってクソですわ。

 

 

 

結局、通り雨のようですぐに止んだが、最初から最後まで雨に悩まされた北海道であった。

 

しかし、闇があるからこそ光が輝くように、雨があるから晴れの日は嬉しいのだ。

 

特に、宗谷岬で見た白い道は雨に悩まされた後だったからこそ、あれほどまでに綺麗に映ったのだろう。

 

 

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(白い道)

 

毎日叙々苑にいてはダメなのだ。すたみな太郎の味を知っているからこそ、叙々苑が輝くのだ。

 

また、北海道に来たい。晴れた北海道を見たい。晴れた北海道の感動をもう1度味わいたい。そのためなら雨も受け入れよう。すたみな太郎も受け入れよう。

 

 

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TO BE CONTINUED....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おたよりコーナー

 

たけるくん 5さい)

こんにちは。突然のご連絡をご容赦ください。私は世田谷区に住む、たけるくん(5)というものです。貴方の記事を読み大変遺憾に思いましので、このような連絡を差し上げました。というのも、私の父は貴方が記事中で嘲笑の対象とした「すたみな太郎」で働き、我々家族を養っているからです。父の仕事は、貴方がおっしゃるように雨の日と同義で最悪なものなのでしょうか。そうだとしたら、それは私の父に対する侮辱であると考えます。確かにすたみな太郎の肉は食べられるゴムであることは、承知しております。私の家族もお祝い事の日はすたみな太郎には行かず、牛角に行きます。しかし、そうだからと言っても、貴方に何の権利があって、私の父の仕事を侮辱することができるのですか?直ちに謝罪と訂正を要求します。

 

(DachimiN 22さい)

僕はすたみな太郎大好きです。ていうか叙々苑なんて行ったことありません。牛角すら行ったことありません。すたみな太郎の味しか知りません。すたみな太郎サイコー。

 

次回

 

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旅に出た Part 11 道北編

 

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34日目(8月27日)

この日は一気に最北端まで行く予定だった。

 

天気は快晴で、道も素晴らしく、サイコーだった。

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そしてついに最北端到達!
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最北端に行った後には、「白い道」と言われる貝殻が敷き詰められた道に来た。一応写真は撮ったが、写真じゃこの美しさが伝わりきらないと思う。それほどまでに景色は荘厳で、素晴らしかった。もしかしたら今まで見た景色の中で1番好きかもしれない。
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その後、日本最北端にあるマクドナルドに来た。

 

メタルギアソリッドというゲームの中で「生物学的に命を繋ぐのではなく、記憶を、自分の存在を次世代に残したい」と言ったキャラクターがいた。

 

全くもってその通りある。

 

私も私という存在を、残したかった。

 

そのためには、日本最北端のマクドナルドの顧客データの中で唯一無二の顧客になれば良いと思った。つまり、過去にも未来にもこんな注文したやつはいない、となれば良いのである。

 

そこで私は、

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スイートコーン2つ、テイクアウトという際どいラインを攻めた。

 

おそらくこれまでも、これからもこの注文を最北端の店でするやつはいないだろう。

 

ちなみに1つのコーンはこの写真を撮ってくれた人にあげた。

 

 

そして昼ごはんはデノーズというアメリカンスタイルのカフェに行った。

 

そこは、スラッピージョーというバカデカイハンバーガーをチーズで包んだメニューが有名だ。


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(中はこんな感じ)

 

 

個人的にセクスタプルチーズバーガーや、サイゼリヤでハンバーグを重ねるなどしている私にとっては、このような破壊力のある料理は波長があう。

 

https://yaitaonigiri.hatenablog.com/entry/2019/05/09/080446

 

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(こういうことを1人でやって休日を過ごしている)

 

その後、日本最北端の水族館である、ノシャップ寒流水族館に行った。入場料は500円という破格ながら、丁寧で面白い説明が聞けるし、科学館も行けて、南極観測隊の展示やプラネタリウムまで楽しめた。


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(イチャつくカップルの前で、耐えるペンギン)

 

 

その後、天塩町まで走ってあさりラーメンを食べた。

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この日は1日を通して天気が良かったため、最後は夕日が見られた。せっかくなので露天風呂から夕日を見たかったので、夕日が見えると言われる風呂屋さんに行った。

 

風呂に入りながらなので、写真は撮れなかったが、大自然の神秘を感じる美しさであった。一応、絵で再現しておく。

 

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35日目(8月28日)

 

ライダーにオススメされたココカピウというお店に行くことにした。

 

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ここはウニ丼が有名で、特にバフンウニという貴重なウニを食べられると聞いた。

 

いつもは「まあ、いけるっしょ」と思って時間ギリギリに行く私も今回ばかりは開店20分前には着いた。その時点でもう2組待っていた。

 

ここのお店は目の前で取れたバフンウニしか使用しないというポリシーがあるらしく、その日の収穫量によって食べられる量が決まるらしい。前2組ともバウンウニ丼の注文であったので、3番目の私は、ウニが足りないのでもしかしたらウニ丼はできないかもしれないと言われた。

 

そこで、ハーフウニ丼、ハーフカニ丼にすることにした。

 

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本州でヤマザキ薄皮つぶあんぱんを食べて飢えを凌いでいた時の暮らしからは想像もできない贅沢である。最高に美味しかった。明日からはヤマザキ薄皮つぶあんぱんだ。

 

その後、帯広の友達と三度(みたび)合流し、同じライダーハウスに泊まることにした。

 

その日は午後から強い雨が降ってくる予報だったので、なるべく早く目的のライダーハウスに着きたかった。すると、想像以上に早く着いてしまい、時間を持て余してしまった。どういうのも、そのライダーハウスがかなりの田舎にあったため、マジにやることが見つけられなかったのだ。

 

仕方がないので、町立図書館でかいけつゾロリでも読もうとしたらその日だけ書庫整理で休みだった。本当に「〜だけ」シリーズが多い我が人生である。

 

コンビニも徒歩圏内にないような土地なので途方にくれた。そこで、役所の人に助けてくれと泣きつくと、地元の体育館で遊べば?とアドバイスをもらった。この町のスポッチャ的存在である

 

体育館を使用するとお金がかかるが、卓球なら無料でいいよとのことで、卓球をさせてもらうことにした。

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しかし、写真から見てわかる通り、卓球台がなぜか一階の体育館部分に絶対落ちる位置に設置されていた。体育館は使用料がかかるので、ピンポン球を落とす度に、「はいっ!体育館使用料1500円ね!」と言ってくるビジネスだ。汚い。

 

素人同士の卓球なので、当然落ちた。

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2回落としたので3000円払った(嘘です。無料で取りに行けました。ラッキー!)

 

その後は210円の公衆浴場に行った。
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ここでの詳しい話は割愛するが、端的にいうと全部ヤバかった。これ以上は...(ガタッ)..ヒィィ!!!私の口からは言えない....

 

その後、町内唯一の駅の隣にあるカフェでマスのいくら丼を食べた。マスの卵はプチプチとした独特な食感で楽しかった。
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36日目(8月29日)

 

剣淵町という町が絵本で有名ということで、絵本好きな私は友達を誘って剣淵町に行った。

 

道の駅に絵本コーナーが併設されており、様々な絵本を楽しめた。

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また、この道の駅のパン屋は格別であった。
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特に、左上のくるみあんぱんとメロンパンが美味しかった。

 

その後は、絵本センター的なところに行った。
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絵本の図書館のような立ち位置で、全然1日過ごせるようなところであった。

 

 

その後、オオカミが見たかったので、旭山動物園に行った。

 

オオカミは残念ながら寝ていたが、あざといアザラシと涼む犬が見れて満足だった。
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(あざといアザラシ)

 


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(涼む犬)

 

 

その後、旭川ラーメンを堪能するため、ラーメン村なるところに来た。
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ここで私の悪い癖が出てしまう。それは、激辛という文字に弱いということだ。激辛という表示があったらゾウのうんこでも買ってしまう。ここでも、有名っぽい店に行ったが、王道の醤油や味噌をスルーして、数量限定の激辛ラーメンにしてしまった。

 

 

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決して不味くはないのだが、友達の頼んだ普通の醤油ラーメンが激ウマで後悔した。激辛と激ウマは残念ながら両立しないのだ。思えばこれまでも、激辛を食べた時は、うまい!というよりも食べきった!という達成感を楽しんでいただけのように感じる。つまり、辛さを楽しむか、おいしさを楽しむか選ぶ必要があるということだ。

 

次の日は私も友達もそれぞれ札幌で予定があったので、岩見沢で一泊することにした。

 

 

ライダーハウスであった人と一緒にスープカレーを食べに行った。


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ここでは、昼の反省をいかし、激辛を選ばず、普通の辛口にして大満足できた。

 

 

その後はライダーハウスの隣にあった駄菓子屋で大豪遊(410円)した。


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yaitaonigiri.hatenablog.com

 

 

 

 

キスで口をふさぐな

一方の意図や思いを無視して強行突破する最たる場面と言えば,キスで口をふさぐことだろう。例えば,異性の幼馴染がクラスメイトとおしゃべりをしていたので,自分との約束に遅れてきたとする。あなたはそのことについて咎めるかもしれない。「ちょっと!なんで約束の時間に遅れてくるのよ!しかもよりによってあのミカと話していたから遅れたですって!?私よりミカの方が大事なの??そんなにミカのことが好きならミカといっしょに..ンッ・・・!!!(キスをされて口がふさがれる)」のような場面である。

 

 

大抵このような強行突破をされた場合には,戸惑いや困惑がありながらもそれを上回る興奮と嬉しさにより「ば,ばかぁ・・」と赤面して許してしまうのである。私はこのような現象が日常生活でまかり通っていることにたいして警鐘を鳴らしたい。

 

例えば,車で道路を走行中に別の車線から強引に車線変更してくるカスである。「おいコラ,てめぇのカス運転のせいで急ブレーキ踏む羽目になっちまったじゃねえか。しかも,この先の交差点は矢印信号の時間が短いから...ンッ・・・!!!(ハザードを焚きながら車線変更される)」

 

一応,補足しておくと走行中のハザードは、後続車に対して、入れてくれたお礼を示す。つまり,カス運転に対して文句を言おうにも,「ありがとね!」とあらかじめ言われるとこちらとしては「ば,ばかぁ・・」と赤面して許してしまうのである。

 

もう一つの例として,トイレで見られる「キレイに使ってくれてありがとうございます」がある。極端な話をすると,どのようなスタイルで放尿するかは各人の自由であるはずである。従って倫理観をドブに捨てれば,尿を汚くまき散らしても別に良いはずである。「よし!俺っちの最新技っ!ムーンサルトアタックで...ンンッ!(キレイに使ってくれてありがとうございます)」

 

このように、キレイに使ってくれてありがとうございますと予め言われると、キレイに使わざるを得ないのである。もちろん、SNS(スタンダード尿スタイル)の方が良いに決まっているのだが、もともとの意思や意見を有無を言わさず抑え込む姿勢は感心できない。

 

極端な話、これは一種の洗脳である。お礼やお願いの先出しにより、我々はモラルの檻に入れられ、そこでの振る舞いを強いられる。確かにそれでうまくいってるし、モラルある行動の方が良いとは思うが、問題にしたいのはそこに自分の意思が介在していないということである。

 

つまり、誰かが良い(とされている)ことを先出しした場合、それがどのようなものであれ、それを享受しなければ、自分が悪者にされてしまうのだ。「良い(とされている)こと」としたのは、モラルの主導権が先出しした側に完全に委ねられているからだ。言い換えれば、それが良いものか悪いかものかも判断させる余地も与えず、「これが良いんだ!(ドンっ)」と迫力を持って迫られれば、それが良いものとなってしまい、その基準で世界が広がってしまうことだ。

 

私は、そのことに違和感を覚えてしまう。

 

まるで、泣いている子どもをあやすために2万ダースのトミカを与えるようなものだ。子どもはその圧倒的トミカに喜び、泣き止むかもしれないが、そこには子どもの内的解決プロセスもなく、一気に快感情が押し寄せたから泣き止んだだけである。つまり、その子どもは何が嫌で泣いたのか、どうしたかったのか、と言ったことも考えないまま、「トミカやん儲けたわー」と納得した気分になって、終了してしまう。

 

これは、ジョジョの奇妙な冒険第5部黄金の風ディアボロのスタンド、キングクリムゾンに通じるところがある。それは、時の過程を消し去り、一気に結果に辿り着くような能力(例、野球は1回表から9回裏まで行われるが、キングクリムゾンが1回から9回表を全て飛ばし、一気に9回裏にしてしまうようなもの)である。確かに、どちらのチームが勝ったかの結果を早く知るには便利かもしれないが、その間に考えたことや感じたことは無かったことになってしまう(ただ野球をしたという事実だけが残る)。

 

本当に大切なのは、結果ではなく、その間に何を考え、何をしたかったのかだと思う。

 

いくら結果が芳しく無いものだったとしても、その間に何をしたくて、どう感じていたのかが重要だと感じる。お礼や快感を先出しして、その過程を一気に吹き飛ばすのはやはり良くない。私は何があっても、こういったものには屈したくない。しっかり考え、しっかr...ンンッ!!(超絶美女のキス)

 

 

まあ、人生楽しんだもの勝ちっしょ!✌︎('ω')✌︎